2010.11.11「けらえいこ先生からのメッセージ」を追加しました!

キャラクター

母(変身するとエスパーママンに!)

自称「明るく」「働きもの」である。
自分に甘く、人にきびしく、負けず嫌いだったり、周囲を騒動に巻きこみがち。
この母を中心にタチバナ家は回っている。

母の友だち:水島さん 戸山さん

父

寡黙であくまでもマイペース。
たいていのことに無頓着だが、
たまに、こだわりや自分ルールがある。
母もダマる、タチバナ家の実力者。

みかん

(タチバナ家・長女・高校生)
ごく平凡な女の子。
ちょっとボンヤリした性格やズレた言動が、友だちにウケている。
実は母とよく似ている部分も。

みかんの友だち:しみちゃん 吉岡 岩木くん

ユズヒコ

(タチバナ家・長男・中学生)
シャイでマイペース。
騒がしい母と姉に囲まれているせいか、
物静かな男の子。

ユズヒコの友だち:藤野 ナスオ

ページTOPへ

スタッフ紹介

原作/けらえいこ

1962年、東京生まれ。早大二文卒。91年発表のコミックエッセイ「セキララ結婚生活」をはじめ、「たたかうお嫁さま」「7年目のセキララ結婚生活」(メディアファクトリー刊)など、結婚シリーズが次々とベストセラーに。読者の等身大の日常生活を描き、若い女性を中心に人気を集める。94年より読売新聞日曜版にて「あたしンち」連載中。96年「あたしンち」で第42回文春漫画賞受賞。単行本は10月29日(金)に発売される最新刊(16巻)で、シリーズ累計1,000万部を突破予定。韓国・香港・台湾では、翻訳本も刊行され、人気はアジアに広がっている。

『あたしンち」16巻表紙

最新刊 10/29(金)発売!!
「あたしンち」(16) けらえいこ

¥854(税別)メディアファクトリー刊
単行本(1)~(15) 絶賛発売中!!

ゲスト声優として、本編に登場!

主題歌/矢沢洋子

東京生まれ。12歳の時に家族と共にL.A.に移住し、多感な時期を現地の仲間と過ごす中で、音楽への思いをより強くする。高校卒業後、大学入学の為に日本に帰国。2008年秋にthe generousとしてデビュー。低音からハイトーンまで安定した歌唱力は聴く者を魅了する。自身の音楽への強い追求から、10年より本名でのアーティスト活動を決意。同年8月に待望のファーストアルバム「YOKO YAZAWA」が発売。歌手にとどまらず、ラジオや雑誌、DJなど多岐にわたり活躍中。

「YOKO YAZAWA」ジャケット写真

絶賛発売中!!
矢沢洋子「YOKO YAZAWA」
(GARURU RECORDS)

GRRC-20001 ¥2500(税込)
本作主題歌「SUGAR!SUGAR!!SUGAR!!!」を含む全11曲を収録。

ページTOPへ

スタッフからのメッセージ

原作/けらえいこ

いつもテレビで見ていた風景が、グワーンと立体になったときの驚き!
それだけでまずこんなに面白いとは思いませんでした。
そして、3Dの効果をよく考えて作られたギャグの数々。
どれも可笑しくて、声を出して笑ってしまいました。高橋監督、さすが!

「あたしンち」が3Dになったと聞いて、「??」となった人が多いようですが、実際にごらんになれば、この新境地のおもしろみがすぐ、ご理解いただけるでしょう。
アニメでは久しぶりのタチバナ家の4人が、みんな元気なことも嬉しかったです。
またぜひ続編を!

高橋 渉 監督

このあふれんばかりの喜びをそのまんまフィルム(正しくはHDDだけど)に焼き付けてやるぜ!
という気概でやりました。こだわりは、こだわらずにやるということです。

「あたしンち」を3D映像にするに辺り、難しかった点としては、平面を立体化すると背景との位置が定まらないという事、いつもの場所に設定するとズレてしまう。また、この作品の味である白フレームを生かしながら立体を作るのは大変な技術センスと3D監督との打ち合わせが必要でした。

ページTOPへ

3D監督/三田邦彦 株式会社キューテック

今作の3Dで、三田監督がオススメするシーン
三田監督がオススメするシーンより 「母」が超能力を使って掃除をするところがあります。
沢山の雑巾がいろんなところを掃除しているこのシーンは、3Dで見ても楽しく出来ているのでオススメです。
今作では癒し系3Dまたは、暖かみがある3Dといった印象を受けますが、これは他の3D映画とは違う手法、特別な手法が用いられているのでしょうか?
「あたしンち」というアニメは、元々とても暖かい作風で、手描きの味が活きた作品です。今回一番大事にしたことは、この「暖かさ」を大事にすることでした。
この暖かみはフルCG作品には無い「あたしンち」の特徴です。
いままで作ってきた作品と手法は同じですが、正確な立体感や距離感よりも、暖かい絵を壊さないこと、を心がけました。
ファンの方にメッセージをお願いします。
「劇場版あたしンち」はいままで見たことのない「暖かい」3Dアニメに仕上がっています。
ハリウッドのCG作品とはまた違った3Dを楽しんでもらえればと思います。

制作

2年前の冬、シンエイ動画もいち早く3D映画をと考え動いていたのですが、他社と違い、3Dの見せ場であろうバトルをメインにした作品を扱っていなかった為、作品の選別に困っていました。
ならば、我々の一番得意とするホームドラマ、そして、一番3Dとは縁がなさそうな作品で勝負してみようと考え「あたしンち」を選びました。
もっとも自分たちが一番「見てみたかった」、常に映像に携わっている我々が見てみたいと思うのなら、もしかして、新しい映像になるのではないか?
これが、制作に踏み切った理由です。

制作過程において、日本で初めて日本人の3D監督を絵コンテから起用しました。
監督と3D監督の綿密な打ち合わせにより「あたしンち」に一番ふさわしい3Dを生み出す事ができました。
理想の3D映像にするため、当初予定していた原画枚数も倍以上を超え、プロデューサーを悩ませる事となりました。

ページTOPへ

©ママレード/シンエイ動画・メディアファクトリー・テレビ朝日・ADK 2010